昨年7月に長男を出産しましたが、初めての出産だったのでとても不安でした。「どれぐらい痛いのか」「和痛分娩がいいのか」「破水したらどうすればいいのか」など心配事は増えるばかり。雑誌やSNS、友人たちに聞いても最後までわからないのが出産です。知識を増やしても不安は拭えませんでした。
色々調べたけど赤ちゃんが無事ならなんでもいいや
あるときそう腑に落ちました。もちろん怖いし不安はありますが、最終的にお腹の赤ちゃんが無事でいてくれたらいいのです。それまでに情報を集め、「これだけやったから十分」という気持ちがあれば後は出産するのみなのです。
と言いつつも、他の妊婦さんと同じように私もいっぱい悩みました。恐らくこちらを読まれている方もそうではないかと思います。百人いれば百通りの出産があると思いますが、私はいっぱい悩んで選んだ選択はどれも正しいと思います。
産院・女医・自然分娩・入院は2部屋のみ
これらで出産しましたが、私は後悔していません。(ただ一度自然分娩をしたので、もし次回があれば和痛分娩も経験してみたいと思っています。)そこで私なりに産院を決めた理由やその内容をまとめてみました。悩まれている方の参考になれば幸いです。
家から近い
できれば徒歩圏内
家から近いは正義です。妊娠中は何があるか分かりません。”近い”というだけで「一人でもなんとか行ける」と思えると心のお守りになりました。私は幸いにも徒歩10分圏内に産院があり、妊娠後期でお腹が大きくなった時も一人で通えました。通院が軽い運動にもなり、家にいて億劫になっていた気持ちもリフレッシュできました。
お住まいの地域によっては徒歩圏内は難しいかもしれません。その場合は「一人で通院できる」を目安にされるといいかと思います。車でも電車でも。ご家族が常に在宅されているのであれば、その方と行ける範囲内でもいいかもしれません。ただご家族に頼ると「一人の時にもしも…」と不安になる要素が一つ増えるので慎重に。私は最後まで「一人で行ける」がお守りになっていました。
主治医との相性
ご自身の直感は大切に
出産をしてわかったことは「出産はもっとも動物的な行為」だということ。私たちは普段、理性的な生活をしています。働いたり、お買い物をしたり家事をすることや、大勢の人がいればそこのルールに則って場を乱さないように振る舞います。しかし、出産はそれらの範疇を大きく超えてきます。野生的と言っても過言ではありません。感情がむき出しです。
むき出しになった時、「私ってこんな人間だったんだ」とびっくりしました。今まで理性で抑えていたものが弾き出るような、今まで経験したことのないような状態になりました。理性というストッパーがなくなった時に自分をコントロールするのは動物的な勘のみです。
そんな時に安心して出産に挑めるためには、先生との相性がとても大事です。信頼関係なく挑めません。「この人となら」と思える先生がいるかどうかで大きく変わると思います。
産院の方針
自分の出産・育児イメージを想像してみる
私は病院ではなく主治医(女性)が一人、助産師は複数名の小さな産院で産みました。そこでは和痛はしておらず自然分娩のみでした。”子育ては地域でするもの”という方針もあり産後サービスも充実しており、入院部屋は2つのため常に助産師から手厚いサービスも受けられました。小さな産院だったため主治医の思いが色濃く反映されており、そこでの方針が自分の理想の出産と合うのかどうかもとても重要でした。
そもそもですが、私は流れ作業で対応されると悲しくなるタイプです。出産だけではなく買い物やさまざまな人間関係全般においてです。なので、きちんと人と人が向き合って対応していただけることが最優先でした。主治医との相性も悪くなく、その方の育児の方針が私の理想と近ければ「ここしかない」と思えました。
また自治体によりますが、もし産後ケアサービスがあればサービスがその産院でも実施されているのか調べておくのもおすすめです。私の場合、出産に立ち会って下さった助産師さんと産後ケアでも相談でき、不安だらけの最初の育児をなんとか乗り越えることができました。野生的な出産現場を知っている方に相談できるのは、他のどんな方に言われる言葉よりも参考になりました。
まとめ「理想的な出産ができますように」
私の場合、たまたま徒歩圏内にたまたま良い先生がいらっしゃり納得できる出産が叶いました。後悔はありませんが、もし二回目があれば違う出産方法も試してみたいなと思っています。それは調べれば調べるほど、いろんな出産方法があると知ったからです。正直キリないです。
SNSを見ると”自然分娩か和痛か”とか”バースプランの書き方”という情報が多いので、私なりの選び方という変わった角度での記事になりましたが参考になりますと幸いです。
もしこちらをお読みの方のパートナーや近しい方が産院にお悩みの場合は、「あなたがしたい出産を」とお伝えください。そしてご自身が「もっと探した方がいいんじゃない?」と思われたとしても、ご本人が納得できているようであればそちらを尊重して差し上げてください。
全ての妊婦さんが自分がしたい出産ができますように。また、それらを支える医者や助産師などの医療が日本中に広がりますように。少子化ですが、地域関係なく平等に医療サービスが受けられますように。


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